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毎週、日本のどこかでボクシング、キックボクシング、総合格闘技といろんな試合が行われていますが、その度に計量オーバーのニュースを目にします。
契約体重の3%という数字について
3%という数字を聞いて一般の人はどう思いますか?
お会計で3%引きと言われてもなんだかなって感じですが、体重で表すとこれが結構重いんですよ。
例えば、僕の契約体重は基本55kg。
55kgの3%は1.65kgです。
僕は水抜きをする時に1kgを1時間で落とす計算でやっていますが、やはり残り1kgとかになってくると汗も出なくなってきて、落ちるスピードが悪くなります。
体重オーバーして計量に行くということはもうほとんど落ちない状態なんですよ。
それを2時間で1.65kg落とすというのは本当に死を覚悟して落とすレベルです。
もちろんこれは60kg、65kgと契約体重が増えればその数字は大きくなりすからね。
200gとか300gとかなら全然落ちると思いますが、やはり3%を超えるとかなりきついです。
格闘技界の計量オーバー
やはり話題となったのは山中選手とネリの試合。
加えて比嘉選手の計量オーバー、RIZINではギャビ・ガルシアが12.7kgもの体重超過をすることもありました。
なぜこんなにも計量オーバーが続いてしまうのか。
それはもちろん、選手個人の自己管理が悪いのもそうですが、トレーナーや会長が目の前で体重計に乗せるなどのチェックもしたほうが良いと思うのです。
もちろんそこには会長と選手の信頼関係があってこそですし、1日何kcal摂取して、何kg脂肪で落として何kg水抜くのか、そういった減量計画もしっかり選手が立てていること、周りと話し合うことも大切だと思います。
デビュー戦だろうとベテランだろうと、計量オーバーはプロとしてダメです。
また今回、日本ボクシングコミッションが制定した契約体重の3%以上の超過で失格というのは選手を大切に想うからこそ。
前述したように3%を超えた体重を落とすのはかなり危険です。
今まではオーバーしていても2時間の猶予が与えられ、時間内に落とせば試合ができましたが、やはり急激に体重を落としすぎると体に負担がかかりますし、翌日に試合をするのも更に負担がかります。
最近では、RIZIN11に出場予定だった中井りん選手が試合前の減量で脱水症状と腎炎を患い、未だに体調が回復していないようです。
減量で死んでしまったり、体調を崩して長期間離脱する選手もいます。
選手の命を守るためにも、今回の決まりは懸命なのではないでしょうか。
もっとこういう規則は厳しくしていかなければいけないですね。
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